「歩き方」を教わることなんて、ウォーキングレッスンでもしていない限り、ほぼ無いですよね。
自然に身につけてきたものだからこそ、「正しい歩き方は?」なんて聞かれても「えっ⁈」ってなると思いますが・・・
実はどこに体重をかけるかとか、どんな靴を選ぶかによって足のバランスが変わり、そしてそこから全身に影響が及ぶこともあるんです。
今回は「理想の歩き方」について動画も交えてご紹介します。
では、全身に影響が及ぶというのはどういうことかと言うと・・・
例えば、踵(かかと)と足首を結ぶ中心線が内側や外側に傾いていると、足裏の特定の場所に体重がかかりタコや魚の目を誘発したりします。
足全体のバランスが崩れているので、それが影響してひざに痛みが出たり腰痛になったり、肩こりがひどくなったりすることも。
そして、足の形に合わない靴を無理して履き続けると、外反母趾になりやすくなり、足のアーチも崩れて疲れやすくなったり痛みが出たり・・・
中指の付け根の下あたりにタコや魚の目ができたりもします。
また「ゆったりした靴を履いてるから大丈夫!」は、実は要注意!
靴の中で余裕がありすぎると(特にかかとがピッタリ合っていないと)靴の中で足が滑ってしまって、逆に指先に圧がかかることにもなりかねません。
靴の選び方についてはまた別の回でご紹介しますね。
では今回のテーマ「理想の歩き方」について詳しくご紹介していきます。
(文字よりも動画で見たい方は下の動画へどうぞ👇)
ポイントは2つ!
①体重移動 ⇒ 足の一か所だけに体重をかけない
理想の体重移動は…かかとで着地→小趾球(足小指の付け根の盛り上がっているところ)→母趾球→母趾→かかとに戻る
②ペタペタ歩きをしない ⇒ 足には3本のアーチがあり、そのアーチを使うような意識で歩く
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この3本のアーチを整えてしっかり生かし、母趾球・小趾球・かかとの3点に重心を置いてバランスをとって歩くと・・・
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足全体に荷重が分散され、バネのような働きを足がすることによって、脚や身体への負担が軽減され、長くトラブル無く元気に歩くことができるようになるんです♪
そしてもう一つの大きなメリットは、足のポンプ機能がうまく働くことによって、血液の循環がスムーズになり、様々なトラブルを防ぐことにつながります。
足のポンプ機能がうまく働かないと、冷え・むくみ・だるさ・セルライトの原因になってしまうのです💦
日頃から歩き方をちょっと意識することで、20年後・30年後の自分の足や身体が変わるとしたら。。。
意識することの大切さを実感しますよね!
足のバランスや歩き方が身体のいろいろな部分に影響を及ぼすことを、私自身も足学を学ぶまでは知りませんでした。
だから、もっと多くの方に知ってもらえるように伝えていきたいと思っています。
文字より動画で見たい方はこちらをご覧ください👇